精神学者であるフロイトとデヴィッド・リンチ監督の作品「ツイン・ピークス」をドレスドアンドレスドなりに汲み取り今回のコレクションを展開。明るい未来を考えられるようになったというデザイナー自身の心境の変化が影響を与える。

精神学者であるフロイトとデヴィッド・リンチ監督の作品「ツイン・ピークス」をドレスドアンドレスドなりに汲み取り今回のコレクションを展開。明るい未来を考えられるようになったというデザイナー自身の心境の変化が影響を与える。
PEACH JOHN 2016-17 A/W COLLECTION
“ヴィンテージ・シック”をテーマに掲げ、ファッションとランジェリーを融合。
エルヴィス・プレスリーと一緒に生まれてくる予定だった片割れの双子の話から強くインスピレーションを受けているという。「一つに繋がったり、バラバラになったりする側面がある。」
砂に埋もれた色の無い世界で、いったい何がおこるのか。コンセプトや制作秘話など興味は尽きない。会期中はデザイナーが常駐するとのこと。
個々の思い、人を想うこと、デザイナーの熱い思いが詰まった今回のコレクションは、洋服を通してどこか完成しきっていないが人間の温かみ、優しさを感じる不思議なものであった。
2016-17秋冬コレクションのテーマは「Inorganic&Organic」今シーズンは“無機物と有機物の融合”を、パリの街のランドスケープデザインに重ね合わせている。
今回の撮影にあたり、モデルの浅利琳太郎さん、chakiさんの二人にこれから活躍し輝いてほしいという意味をテーマに重ねて今回の依頼をしたというデザイナー恒川氏。こんな風に誰かの為を思って作る服は、その人にとってとびきり美しく見えるはずだ。
デザイナー、グェン・ツォン・トリが手掛ける「NGUYEN CONG TRI」の2016 A/Wコレクション。未来有望な次世代のデザイナーは、まだ幾多とアジア圏に埋まっているのかもしれない。