knit all togetherは、新型コロナウィルスにより家で過ごすことが増えた時期にこのような状況を少しでもポジティブに過ごすことができないかとの想いから、ニットブランドMotohiro Tanjiの丹治基浩とファッションフォトグラファーYuji Watanabeが立ち上げたチャリティープロジェクトだ。
このプロジェクトでは、第一弾として2020年4月~5月の間に一般の方達がSTAY HOME中に家で編んだニットの服、小物、編み地、あみぐるみなどを募集。
100名を超える方々から送られてきたニットアイテムを使い、丹治基浩が60個のアートニット作品を作り、さらにそれらを集め一つの巨大なアート作品とアートニットをもとに海外のアーティストとコラボレーションしたドローイングや写真をデザインイベント「DESIGNART TOKYO 2020」で展示・発表した。
DESIGNERT TOKYOについて http://designart.jp/designarttokyo2020/
コラボアーティスト:
コラージュ : Rebecca Coltorti
ドローイング: Franziska Schutz
フラワーアーティスト : Yurika Moriya
自粛期間STAY HOMEをポジティブに過ごしてもらいたいという一つの目的からスタートしたプロジェクトだったが、第一弾のアート作品を完成させ、参加者が楽しむことで一つの目的は達成した。
そして、もう一つの目的でもあるチャリティーとしての第2弾。コロナウイルスによって被害を受けた方や医療従事者の方々へ寄付をするために、このプロジェクトを通じて制作したアート作品や写真、ポストカードを販売するクラウドファンディングがスタートした。
https://readyfor.jp/projects/knit_all_together
このクラウドファンディングのプロジェクトをなるべく多くの人に認知してもらい、集めた支援金はコロナウイルス感染対策で活躍する医師、看護師、ボランティアの方々の活動資金として活用していきたいと考えている。
knit all togetherのアートニット作品やクラウドファンディングの情報などは随時INSTAGRAM, TWITTERから閲覧が可能だ。
instagram: https://www.instagram.com/knit_all_together/
twitter: https://twitter.com/knit_all
text/ 守谷恵