ファッションの一部として楽しむランジェリー
2016年3月15日ランジェリーブランドPEACH JHON(ピーチ・ジョン)が、約10年ぶりにショーを開催した。
今季のテーマは “ヴィンテージ・シック”。会場はパリ8区のモンテーニュ通りをイメージした白い建物風の壁にドアが連なる。歴史的な美しい建造物が立ち並ぶ街並みを “ヴィンテージ・シック“なランジェリーを身にまとった淑女たちが行き交う。
ヴィンテージランジェリーからインスパイアされたコレクションでは、秋冬らしい落ち着いた雰囲気のダスティーカラー、そして、サテン、コットン、シアーレースといったラグジュアリー感の溢れるファブリックをメインに使用している。そこに、クリスチャン・ディオールやシャネルのヴィンテージアウターを羽織り、見事にファッションとランジェリーを融合させていた。
ショーのフィナーレでは、雰囲気を一転させ、ロック調のBGMとともに、ブラックライトで光るランジェリーが登場。今の時代にあった洗練さと抜け感をミックスしたラインナップとなった。
ファッション性を強く押し出していくために、今回の東京コレクションへの参加を決めたというPEACH JHON。今後も東京コレクションへの参加を前向きに検討しているようだ。
text/Aika Kimura