東京カルチャーが持つ、黒い色の絶対的な強さ。
BALMUNG(バルムング) 2016-17 A/W コレクションの展示会が渋谷GALLERY CONCEALにて開催された。
今シーズンのテーマは「黒い花」。
ブランドコンセプトの一つでもある「東京のカルチャー」に焦点を当て、ゴスロリ、ホラー、ヤンキー等のサブカルチャーにおける「黒い感情、黒い気持ち、その瞬間」、「黒い色の絶対的な強さ」をテーマとして掲げている。
昭和ホラー映画の全体的なディテールのじめっぽさから垣間見える日本人らしさから強く影響を受けたという日本的なカルチャーを感じるスタイリングや「黒」を用いたアイテムが目を引く。上履きやローファーをモチーフにしたレザーシューズは片岡弘生氏、フラワーモチーフのアイテムは奥田浩太氏とのコラボレーションによるもの。
「ブランドでの活動を通して、カルチャー感をアウトプットし、フィードバックを通して次を考えて行きたい。」とデザイナーのHachi氏は語る。
「東京カルチャー」を代表するブランド、「BALMUNG」
これからも服を通し、オリジナル溢れる新たなカルチャーを産み出し続けるだろう。
text/Kaya Iguchi