Fashion

Flower Artist Michiko 1/3


Flower Artist Michiko 1/3

フラワーアーティスト、Michikoさんにインタビュー。

Flower Artist Michiko 1/3


High fashion, 装苑, COMMERCIAL PHOTO等の多数の雑誌の誌面に携わり、又、JUJUやSuperflyなどの大物アーティストのCDカバーやヘッドピースを制作するフラワーアーティスト、Michikoさんにインタビュー。


■まず始めに「花」の世界に魅せられた理由/経緯をお聞かせください。


-生け花が飾ってあるような家庭で育ってきたのが大きいです。庭にも花がたくさん咲いていました。私のおばあちゃんの趣味なんですよ。なので小さいときから花はとても身近な存在でした。その後いざ自分で花を生けたり作ったりしようと思ったときに、やはり技術ですとか知識が全くなかったものですから作れるわけもなく。まずは基礎をしっかり勉強しようと思ってお花の専門学校へ行きました。


■卒業してからはどのようにキャリアをスタートさせたのでしょう?


-専門学校を卒業してからしばらくの間はお花屋さんで働いていました。 その時に雑誌などで目にしたパリのお花屋さんだったり、パリスタイルと呼ばれているものがすごく印象的でした。というのも独特の色合いだったり、色の組み合わせ方だったりがとても奇麗なことに驚きましたね。それがちょうど20歳のときです。それからパリに憧れるようになって、パリへ行こうと決意しました。


■パリでは具体的にどのような活動をされていたんですか?


-活動というほどのことはしていなくて、ずっとパリのお花屋さんで働いていましたね。とにかくパリのお花屋さんで働きたかったという思いが強かったです。自分が気になる花屋は全てあらかじめ調べて、実際に見て回って、そして有名というわけではないのですが、一番ウィンドウディスプレイが印象的だったところにアポイントも取らずに飛び込みで働かせてくださいとお願いをして運良くそこで働けることになったんですよ。 今はもうないんですけどマーレー地区にあるフルーテという店で、華やかなウィンドウディスプレイが面白かったのでそこに決めました。日本の雑誌にも紹介されていないところなんですが、ただただ発想が独特なところに引かれました。そこで働きだしてからはパーティーの装飾やディスプレイと様々な仕事をしましたね。仕事場で会ったファッション関係の人、ヘアスタイリスト、フォトグラファーの影響もあり、花を用いたそういう世界もあるんだなということを知りました。その後は花でできたマフラーなどを実験的に作ったりしていました。花の高揚した色合いやグラデーションがとても美しくて、そのような世界にのめり込むようになりました。でももともとはフランスのファッションに興味があったわけではなくて、フランスの街の雰囲気や「花」という文化が日本よりも定着しているところに魅力を感じていたのでパリを選びました。結果的に「花」の持つファッション性に気づくというかんじです。


Michiko’s WORKS





Flower Artist Michiko

High fashion, 装苑, COMMERCIAL PHOTO等の多数の雑誌の誌面に携わり、又、JUJUやSuperflyなどの大物アーティストのCDカバーやヘッドピースを制作するフラワーアーティスト、Michikoさんにインタビュー。
Web : http://www.michiko-hana.com/


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