Fashion

NICK NEEDLES / 千野 高橋 2/3

独自の世界観を作り出すブランドNICK NEEDLES 千野氏・高橋氏にインタビュー

NICK NEEDLES / 千野 高橋 2/3 


第二弾からはファッションについてお聞きします。


■社会に対する日々の反逆心を表現した服で着た人に自分らしさを貫いてほしいということですが、なぜこのコンセプトにしたのですか?千野さんや高橋さんに社会に対する思いなどはあるのですか?


千野:多くのブランドがビジネス重視になりすぎ、その解決策として、安定して売れそうな、似たような物作りをする方法を選択してしまっていることは残念です。逆に似れば似るほど安定というより利益を分散させてしまっているように感じます。もちろんより新しいもの、魅力的な物作りをしているブランドもあると思います。他になく独自のデザインを生み出すことで必然的に見てくれるお客様はいると思いますので、私達は常に後者の姿勢を貫いていきたい。魅力的であるということ、安心するということが周囲になじんだ結果得られるものであって欲しくない。着て下さる方が手に取り自分の好きな物はこれなんだと本当に思える服作りをするべくこのコンセプトを掲げています。


高橋:僕はブランドを立ち上げた時、専門で必死に勉強してきたのに就職できず、理不尽なアパレル業界に怒りを覚えていました。もちろん自分の力不足ややり方に問題があったかもしれませんが、そういった個人的な怒りも含めて、クリエーションに
向かわず、ただ売れそうなものを作り、ただ売れそうなものを作れそうなデザイナーを求めているアパレル企業に対して怒りを持っていました。それで自分でブランドを始める以外に服を作り続ける方法がないという結論に至り、NICK NEEDLESを始めるきっかけになりました。




■服の形状が変形ものなどが多いと感じますが、現在の日本では、あまり一般うけはよくありません。なぜあえて、変形の方向性で突き進もうと思われたのですか?逆に言えば今の日本の消費者たちのレベルがついてこれていないと感じますが、どう思われますか?


着やすい服作りは他の企業などがやっているので、自分達のセンスや技術を活かせるものを作っていくと、やはり変わった服が多くなってきます。ただもちろん着た時の美しさを考えて作っているのでハンガーの状態だけで判断せず、まず試着して体感してみていただきたいですね。消費者全体のレベルを引き上げることは不可能ですし、そうなってしまったらまたアパレルの在り方も変わってくると思います。自分達が良いと思うものを作り、それを見て共感してくれる人が増えたら嬉しいですが、それは感性が合うかどうかの問題ですし、自分達のクリエーションがどれだけ時代の求めるものに近いかということだと思います。










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