Fashion

nusumigui / 山杢 勇馬 1/2






ファッションデザイナー nusumigui / 山杢 勇馬氏 にインタビュー。

nusumigui / 山杢 勇馬 1/2


直感人間・独自の路線で突き進め、ストリートを中心に展開している山杢 勇馬にインタビュー


■まずはじめに、ファッションデザイナーになった経緯を教えて下さい。


僕、実は幼少期から父の影響でバイクのレーサーをしていて、中学・高校生のときには関東で年間第一位になったりしていたんです。でも、ある日ケガをしてしまい、それをきっかけにバイクレースからは離れました。それから一年間は親の会社で働いていたのですが、親から与えられた安定した生活ではなく、自分自らでなにかをやりたいという気持ちがありました。古着には興味があって、原宿をブラブラしているうちに文化服装学院の生徒たちと知り合い、服への興味が増していきました。しかし、”ここの学校”では服飾をやっている人が多いということもあり、最初は、インスタレーションをしていました。TABROIDで開催されたここの学校のアドバンスドクラスの展示など担当したりもして。でもやっぱりそこで、「自分も服が作りたい」と感じました。そこで、自分が作った服を着てストリートに出てみると雑誌などにスナップされるようになり、そこからデザイナーへの道がはじまりました。ちゃんとやり始めたのは一年前と本当に最近なんです。


■ブランドのコンセプトを教えて下さい。


「デザインする前に、自分を知れ」

これは、ここの学校でよく言われていた言葉で、影響を受けています。テーマは決めないで、自分の中の子供っぽさ、やんちゃさをそのまま服にぶつけています。そこらへんの古着屋で自分の気になったものを買って買って、アトリエで広げて、つなげる。そのときのノリ、気分、直感で作っています。決めていることといえば、元の服の原型をとどめないようにしていることくらいです。根からの直感人間なので、コンセプトは作れないんですよね。nusumiguiのブランド名の由来も、彼女との会話でふと出てきたワードで。かわいいなあと思ってつけただけなんです。









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