oxoxo [ゼロバイゼロ] 2/3
インスタレーションアート集団、[ゼロバイゼロ] にインタビュー。
oxoxo [ゼロバイゼロ] 2/3
THEIR WORKS
■2008年に中目黒のクラブで展示した初期の作品「Grooving Water」。
超撥水の布の上に水を垂らしては水滴がはじかれる樣を視覚に訴える作品だ。
本作品は様々な場で展示をしている代表的な作品である。「渚音楽祭 2010 春」や「Sense of Wonder 2010」などの野外フェスでも実演をしているとのこと。
■もう一つの代表的な作品「Airquake」は、音の振動から空気の変化を生み出す装置だ。普段我々を取り巻く空気が震えている樣を見ることができる。
■今年開催予定の神戸ビエンナーレ2011「高架下アートプロジェクト」にて出展予定の作品がこれだ。7mの高さだという高架下からランプが吊るされており、その上を電車が通るとその音に反応してランプが光る。
高架下という閉ざされた環境において、音を頼りに人の生活に目を向ける。自分以外の人の活動を音と光で想像する。電車に乗っている人にもそれぞれの生活があって、それを見えないところから想像してもらえたらという思いのもとに制作された作品は、今年の10〜11月に神戸にて実際に展示されるとのことだ。
「本作品で私たちは音に反応して光る電球を用いて神戸の街の活動を光の動きで表現します。普段何気なく聞き流している街の音に合わせて光を点滅させることで、人々の活動を際立たせます。」
昨年秋に六甲山で開催された六甲ミーツ・アート「芸術散歩」2010に出展した作品がこちらだ。山から拝む事ができる奇麗な景色だけではなくて、見逃してしまいがちな空の大きさにも目を向けてほしいというコンセプトももとに作られた作品は、上の景色を増幅させる手段として開発された巨大装置だ。高さ４mの万華鏡を作って、展示している。
