Etw.Vonnguet 1/2

 

Etw.Vonnguet

ファッションデザイナーEtw.Vonnguet / olgaにインタビュー。

Etw.Vonnguet 1/2


デジタルに親和性の高いブランドとして、ファッション界に新たな風を起こすブランドEtw.Vonnguetの気鋭のデザイナー。


■Olgaさんをファッションの道へと導いたものは何ですか?


何だったんでしょうか。よく思い出せませんが、社会現象になるのが、一番興味深かったからだと思います。服づくりの面で言うと、衣服が作られるまでの被服工学だったり平面製図とか理論的な側面だけでなく、ドレーピングによる自由で偶発的なシルエットの発見も興味深かったですし、ファッションブランドとしては、その存在によってカルチャーを生むとか、人の行動や心の動きを変化させたり、生活態度、モチベーションまで影響を与える、ある共通の嗜好によってコミュニティーが出来る。そういった目に見えない所までクリエーション力をもつ事に、惹かれたんだと思います。


■Olgaさんは被服製作にデジタル技術を取り入れ、IPHONE appインターフェースデザイン制作からディレクション、アパレルデザインツールの監修もてがけ、積極的に最新技術を取り入れていますが、そうする意図は何ですか?またフガハムなどもデジタル技術を取り入れていますが、これからのファッション業界にはデジタルツールの取り入れは必須であるとお考えですか?


必須だと思います。デジタルツールに限りませんけど、手法であったり、見せ方だったり、構造だったりに対して、新しい風、新しいアイディアに柔軟である事は、ファッション業界に限らず必須だと思いますね。今はデジタルツールにフォーカスしているかもしれませんが、世間や人々から問われる質問(=要望)、ライフスタイルは一つではなく変動して行くものなので、 いつも同じ答えしか持ってないようでは成長しないです。テストの設問(時代)は変わって行くのに、常に同じ回答(ブランドからのアウトプット)しかしなかったら、一度は正解したとしても、あとは間違い続ける。そんなイメージです。変わらない事と変わる事に対するバランス感覚は、大事なトレーニングでもあるし、そういう筋肉が個性となっていけばいいと最近考えています。


■「Symbolic」には、人や何かのシンボルとなるものを、といった思いが込められていて、「ファッションは生きること」とメッセージが込められていましたが、具体的に今回のコレクションは、Etw.Vonneguetのブランドコンセプトの対極にある要素の統合と次への段階へのシフトとはどう関連づけられているのですか?


今の現状に対して出す答え、その行動が、シフトされた状態なのかもしれないですね。震災後に自粛ムードが高まっていましたが、対局にある考えは今やるべきという動悸だったと思います。シフトされた次への段階というのは、自粛と実施があって、その状況に対するEtw.Vonneguetとしての回答あるいは行動(実施する事)によって生まれるポジティブな影響がシフトされた次の段階という感じですね。今、貫く姿勢を見せる事こそEtw.Vonneguetにとっても誰かにとってもシンボリックな出来事になり得る。私達に出来る事は、どんな苦境でも「生きる」強い姿勢を提示する事だと思いましたし、それがEtw.Vonneguetのブランド規模と特徴なら可能な状況であったとも思います。


■今回のコレクションでは一般の方をモデルとして使われたそうですが、それが意図したものはなんですか?


Etw.Vonneguetを共通項としたカスタマー、一般の人達の「顔」が見たかったんですよね。オンリーショップを持ってるわけじゃないので、お客さんの顔が直接みえない事がずっと引っ掛かっていたんですよ。どんなバックを持ち、どんな音楽を聴いて、どこに住んでいて、何歳で、男性なのか女性なのか、心にどんなポリシーを持っているのか。
それを私自身が認識して、感覚として捉えたかったことがまず一つ。そして、ショーを参加型にしたかったんですよね。ショーは一つのイベントでもあるので、完全にプロジェクト化してみようと。ショーが開催されるまでのヒストリーを共有する。ショーそのものだけでなく、一つのコンセプトを掲げ、そこに至るまでの人の動き(流れ)をクリエーションする。そしてファッションに対して何を求めているのか、私だけの考えだけではなく、何を求め、何を目指し、何を期待しているのかというところを、多くの人を巻き込んで考えたかった。という意図がありました。


Her WORKS





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Web :http://www.etw-vngt.com/


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