Fashion, Shop Review

文房具カフェ



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 お客様と作り出す文房具の未来 

 

地下に向かう階段をおりると壁にはたくさんの文房具。カフェスペースと文房具屋さんが共存し、わくわくするような、でもなんだか落ち着く不思議な空間のカフェ。その名も“文房具カフェ”女性のグループや家族連れ、海外からのお客様も訪れる文房具カフェの魅力についてマネージャーの奥泉輝氏にお聞きした。


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なぜ“文房具”の“カフェ”なのか。「もともと本社が文房具の卸をやっていて町の文房具屋がなくなり衰退していく中で文房具を使って何か面白いことができないか、文房具業界を盛り上げたいという気持ちがありました。カフェで勉強や仕事をする方を良く見ていたので、もしかしたらカフェ好きと文房具好きはイコールになるのではと思い、このカフェを作りました。」と奥泉氏は言う。



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お店で扱う文房具は誰もが見かけたことのあるものから、昔懐かしいもの、なかなかお目にかかることのできないレアなものまで多岐にわたる。そんなお店におく文房具を決める方法は主に文房具メーカーと小売店からの提案、文房具カフェスタッフのおすすめ、毎月一回お客様を交えた仕入会議の三つ。お客様やメーカー・小売店の意見を積極的に取り入れ売り場づくりを行うことにこのカフェの魅力がある。
奥泉「このように商品を選んでいるところはうちだけじゃないかと思います。お客様参加型のお店、お客様とお店を作っていきたい。」


会員システムもお客様参加型のスタイルに貢献している。6月15日で一周年を迎えた文房具カフェ、すでに会員人数は3000人を超えている。主な特典は、お食事代10%引き、会員様限定の裏メニュー、会員様限定のイベントへの参加権、そして文房具がたくさんつまった引き出しの合鍵…。
奥泉「人の引き出しをあけるドキドキ感を味わってもらいたくて特典をたくさん詰め込んだ引出しにしました。」
文房具ファンの新たなコミュニケーションの場をこのカフェが作り出しているのだろう。




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二年目を迎えた文房具カフェ、テーマとして掲げるのは“共創”。
奥泉「たとえばお客様に陳列してもらう、ポップを作ってもらったり、本棚の整理をしてもらったり、メニューを考えてもらったり。一緒に作っていくことをテーマに二年目はやっていきたい。会員様やお客様が企画するイベントは増えていくと思います。」
文房具とカフェの空間づくりにあなたも参加してみてはいかがであろうか。


Text / Kanami Hirano

Photo / kanami


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住所
東京都渋谷区神宮前4-8-1 内田ビルB1F

営業時間
10:00 – 23:30 (food L.O. 22:30 / Drink L.O. 23:00)

Web:http://www.bun-cafe.com/

ブログ: http://ameblo.jp/bunbougucafe/

Facebook:https://www.facebook.com/bunbougucafe

Twitter: https://twitter.com/bunbougucafe


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