ESMOD × PARIS MIKI
「ファッションとメガネの融合」
■このファッションショーをやるのに至った理由?
もともとパリミキとエスモードは、フランスで深いつながりがあり、フランスでは、エスモードの学生はフランスでパリミキのメガネをデザインしていたりしたわけです。しかし、メガネひとつにファッションを表すのも限界を感じていた。そこでエスモードの代表の仁野覚さんがパリミキとコラボレーションの話を持ち込み、パリミキの古い堅いイメージを変え新しい独創性のある方向性へと進めていくため今回、まずはじめにファッションとしてメガネをかけるだけでなく、着飾るというコンセプトをもとに今日のこのファッションショーが開かれたわけです。
■メガネ×ファッションとは具体的にどういうことか?
現在、若者だけにとどまらず、広い世代にメガネは、ファッション・アクセサリーとしてかけられていて、今回はそれをさらに広げ、着飾るというコンセプトでやっているんです。たくさんのメガネをつけたモデルを登場させたり、普通の街角ではできないだろうけれど、今までの目の矯正であったメガネのイメージというものを根本的に変えたと思うんですよね。またメガネだけじゃなくメガネの廃材を利用したり、メガネにかかわるもので空間デザインもおこなって、パリミキは変わりました!時代から取り残されていたけれど、これからは引っ張っていきますとアピールしてるんです。また単純にメガネというものをよりたくさんの人に楽しんでいただきたいんですよね。
■逆にメガネという矯正の道具が廃れて形にだけとなっているのをどうお考えですか?
それに関しては、まったく気にしていないですよ。使ってる人はそう使い続けるだろうし。だからこれからはファッションというものにも広げて、今まで地味なメガネをかけていたお父さん方にもメガネを楽しんでいただいてパワーにしてもらいたいですんね。そして、ファッションだけでなく、もっと違う使い方だってたくさんあるはずなんです。メガネの無限の可能性を私は期待していますよ。
赤で統一されたいつものparis mikiとは一味違った店内。次々と来客が入り、店内は超満員。開始とともに店内は静かになり、音楽だけが鳴り響く。 モデルが一人、また一人と登場し、店内の雰囲気はその時だけ異空間と化していた。
ESMOD × PARIS MIKI
「ファッションとメガネの融合」をテーマにメガネ=かけるという既成概念を取払い、自由にメガネをきる感覚を体感できること を提供!
WEB:ESMOD WEB site PARIS MIKIWEB site