fukushima pride.
3月18日、Amazon fashion week tokyo において「fukushima pride by JUNKO KOSHINO」のコレクションが発表された。
世界的デザイナー、コシノジュンコ氏がAmazon fashion week tokyo に参加するのは12年ぶりであり、今回は福島県とのコラボ
という形でショーに挑んだ。会場には現福島県知事の内堀雅雄氏も姿を見せた。
コシノ氏は、福島県の伝統的工芸・地場産品のブランド力向上による販路拡大を目的に、平成28年から3年間、コラボレーションによって様々な商品開発に取り組んできた。1,2年目は、福島県の伝統的な技を活かした、インテリアやライフスタイルコレクションを発表した。3年目となる今年度は【ファッション】という形で、福島県とのコラボを提案した。コラボには、県内計10事業者が参加。ニットやシルク、山葡萄の編み細工、アルミ、馬皮、和紙、木綿、蔓、伝統工芸ならではのコレクションが今回、コシノ氏とのコラボのより、更に光を放っていた。
山葡萄の蔓を生かした作品
何処と無く、昔ながらの素朴な雰囲気を感じた。
シルクで作られたワンピース
バレリーナがクルクルと廻る度に、ヒラヒラと揺れる生地が魅力的だ。
震災から約8年が経った。震災当時12才だった私も今年で20歳を迎える。時代の流れとは時に残酷で、何があろうとも必ず常に毎分毎秒時は進む。1分1秒古くなっていく記憶や歴史の中で私たちが忘れてはいけない・残していかなければならないものを、いかにしっかりと見極め未来へ繋げていくか。コシノ氏はファッションという形で記憶を残し、未来へと繋げてくれました。あなたはどう記憶を残し、未来へ繋げますか?私は文章で、記憶を残し、未来へと繋げたいと思います。fukushima pride.
text / 小松 未奈
photo / 光管 悠妃