見慣れた街から見えてくる美しい違和感。
11月29日(木)から12月2日(日)の３日間、渋谷の古着屋TUNAGIにて、服部恭平による写真展『東京の路上にて』が開催される。
今回の展示は服部にとって初の個展となる。渋谷を舞台に普段の街と服がそこに落ちている風景を再解釈した写真36点を展示。
路上に洋服が落ちている光景をたまに目撃しますが、普段の風景との違和感と共に洋服の適当に置かれた形から生まれる表情にとても惹かれます。路上の既視感と古着の違和感。
—服部恭平
2013年から現在にかけてモデルとしても活躍してきた服部であるが、写真家として本格的に活動を始めたのは実は今年に入ってからである。モデルに加え、写真家の肩書きを持ち始めてからの年月は浅いながらも、ブランドのヴィジュアルや、i-D JAPAN、海外のWEBマガジンと多くのエディトリアルを手がけるなど、既に写真家としても多くの実績を積んできている。会期中は服部も在廊している予定だ。
ビル群の隙間を人々がせわしなく行き交う一見冷たさを感じるような渋谷の街並み。その中に彼が見出した、暖かく美しい風景を覗きに行ってみてはいかがだろうか。
*古着屋店内での展示だが観覧のみも可能。
*すべての作品は各一点ずつのみ購入可能。購入したプリントは展示期間終了後の引き渡しか発送となる。
服部恭平 写真展 「東京の路上にて」
会期：2018年11月29日(木)〜12月2日(日) 12:00〜21:00
会場：TUNAGI JAPAN
住所：渋谷区神南1-15-7COENビル6F
服部 恭平 ( kyoheihattori.com)
Text / 田近 咲菜
