RAW TOKYO / interview

印象に残るフリーマーケットを目指して。


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毎月第一日曜日に東京の中心・渋谷であるイベントが行われている。RAW TOKYO。ヴィンテージショップや古着屋が集まる、いわゆるフリーマーケットだ。東京で目立ったフリーマーケットは多くない。そんな中どこか気になってしまうRAW TOKYOに私たちは注目した。

セレクトショップAquvii(アクビ)オーナー 川辺さん、古着屋KINSELLA(キンセラ)代表 山上さん、青山Farmer’s Market(ファーマーズマーケット)高木さんのRAW TOKYOを運営する3人に今回話を伺った。




―――RAW TOKYOを行うに至った経緯を教えて下さい。

(川辺さん)フリーマーケット自体が東京に目立ったものがなくなってきている印象があって、ひとつ何かあったら面白いんじゃないかと思ってRAW TOKYOを始めました。ファーマーズマーケットが毎週土日に国際連合大学前広場で野菜市を行っているんですけど、たまにイベントで大学の中庭のスペースを使っていたんですね。ここで何か面白いことやれないかなって随分前からファーマーズマーケット側と話していて。そこで古着屋さんが集まったら楽しいんじゃないかって思って、高校の同級生であるキンセラの山上さんに話を持ち掛けたんですよ。2人で企画を詰めてファーマーズマーケットにもっていったら、ファーマーズマーケットの中でも古着に関しての企画を行っていた高木さんにも出会いました。それでRAW TOKYOが実現した感じですかね。



―――高円寺や原宿、中目黒など土地関係なく、色々な雰囲気のお店が集まっている印象があります。どのように出店するお店を集めているのでしょうか。

(川辺さん)基本的には知り合いのお店に声をかけて出店してもらっています。あとは気になるから出て欲しい、良い店だから出て欲しいっていうところには直接営業しに行って、出店してもらっていたりもしますね。
4月から始めて今回が3回目になるんですけど、7、8割ぐらい出店する店が固まってきました。大体キンセラが古着屋に声をかけてくれて、アクビがプロダクトを手掛ける人やクリエーターに、ファーマーズマーケットがフード店にというように何となく分かれている気がします。



―――4月から開催し、今回が3回目の開催とのことですが、感じる反響はどうでしょう?

(山上さん)多くの古着屋がインスタグラムなどのSNSで宣伝してくれているので古着好きな人はRAW TOKYOを知ってくれている印象があります。何かで名前を見たなっていう人は多いと思いますね。

(川辺さん)RAW TOKYOが多くの人に知られるまでにもう少し時間がかかると思っていました。意外と早く広まって、SNSの凄さは感じています。

(山上さん)普段お店に来るお客さんと雰囲気が全然違うから面白いってい声も聞こえていますね。高円寺の古着屋とかは特に。原宿と青山でも近いけどきっとお店に来るお客さんは違うじゃないですか。それはきっと皆感じていて、そこにRAW TOKYOの存在する意義があるようにも感じますね。

(高木さん)それはファーマーズマーケットでも感じています。古着を見に来た人が野菜も見に寄ってくれるから、お客さんの広がりが感じられて良いです。

(川辺さん)フリーマーケットをやっていて目の前に野菜市があるって単純に楽しくて面白いですよね。



―――RAW TOKYOのコンセプトに“生東京”、“ありのままの東京”とあると思うのですが、どういったところが“生東京”、“ありのままの東京”なのでしょうか。

(川辺さん)意外と皆さん、古着も見るし、プロダクトも見るし、音楽も聴くっていった風になっていると思うんですよ。それを感じられるのって、ひとつのお店に行っただけでは不可能で。目利きの人や良いデザイナー、クリエーターが1つの場所に集まることによって今の“東京”を表せるんじゃないかと思いました。プラスして日本で作られている野菜とか食べ物が集まることによってここに来ればすべてが揃う。何かデパートでは感じられるのとは違って、みんなが同じラインに並んでいて、みんなが同じ判断基準で選べるような気がするんですよ。それがどこか他のマーケットよりも生々しい気がして。だから自分たちでお店をやっている人だとか、自分たちで何かを作り出している人にRAW TOKYOに出て欲しいって思っています。

(山上さん)古着に関しては、ベテランのお店ももちろん出ているんですけど、最近人気のお店にも出店してもらっています。そういうところでも“旬”な感じ、“生”っぽい雰囲気を感じてもらえればいいなと。

(高木さん)ファーマーズマーケットとRAW TOKYOって同じ場所で同じ時に行っているんですけど少し違うんですよ。ファーマーズマーケットは日本各地から農家さんに来てもらっているのに対して、RAW TOKYOは東京という限られた場所から。東京に住み、東京にお店を出している人たちが60、70って集まるマーケットは他にはない。ひとつの場所に集まることによってそこに“東京性”を感じてもらえれば、ありのままの東京を感じられるのではないかなと思います。



―――今後のRAW TOKYOがどう変化していくのかを教えて下さい。

(川辺さん)7月からはおかげさまで土日開催させてもらえるようになったんですね。なので出展者もころころ変えて、音楽やフードなどのコンテンツも少し変化させたいと思っています。

(山上さん)RAW TOKYOに出店していることがイケているお店の称号みたいになってくれたら嬉しいです。そのためにもっともっと知名度を上げて、出来るだけ色んな人に来てもらえたら。もちろん服以外のコンテンツにももっと気合を入れて。簡単には出演しない人も呼んで、来てもらうだけで、その場に居るだけで楽しんでもらえる空間にしたいと思っています。


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【KINSELLA】

原宿のとんちゃん通りに店を構えて今年で8年目。
年代を問わずアイテムを揃え、派手めなものやユニセックスのアイテムを幅広く展開。
人とは少し変わった服を着たい個性派の人にオススメ。

住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-27-13-1F
営業時間:12:00-20:00


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【Aquvii】
渋谷と代官山の間に店を構えるアンティークとアートを融合させたセレクトショップ。
「gifts」をコンセプトとし、人に送りたくなるようなものを国内外問わずにセレクト。
オリジナルのアクセサリーや洋服も展開し、クリエーターのイベント等も頻繁に開催している。

住所:〒150-0034 東京都渋谷区代官山町2-5
営業時間:12:00-20:00


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【青山Farmer’s Market】
毎週土日、青山の国際連合大学前広場で開催。
いい生活は、いい食事から。
毎週70以上もの店舗が日本各地から集結することによって、農業と都市生活とを結びつける。


会場:青山・国際連合大学前広場(東京都渋谷区神宮前5-53-70)
日時:毎週末 土・日曜日 10:00-16:00