AULA 2016 s/s collection
東京コレクション5日目となる10月16日、恵比寿ザ・ガーデンホールにてAULA(アウラ)の2016年春夏コレクションが発表された。川島幸美がデザイナーを手掛けるAULAは今回が東京コレクション初参加となる。
今季のコレクションは、メキシコの女流画家「フリーダ・カーロ」からインスピレーションを受けている。また、彼女の強さや女性らしさがブランドのコンセプトにマッチしている。
まずはメキシコのドライ感を表現する麻やコットンとシアーな素材のニットのコンビネーションにより、ナチュラル感を演出。続いてメキシコのカラーであるレッド、オレンジ、ピンク、ブルーのカラーブロックや花柄や民族的なプリントを取り入れたルックが登場し、最後にはモノクロカラーにより、フリーダの強さと死に近づいていく様子を表現した。
三部構成によって、生と死が隣り合わせのフリーダ・カーロの人生がコレクションで表現された。また、川島氏は「今まではパリやニューヨークで展示会をしていて今回が初のコレクションとなったが、これからは改めて東京ブランドとして展開していきたい」と今後の展望を語った。