KBF 2015-16 A/W Collection
アーバンリサーチが展開するブランドの一つ、今年で20周年を迎えるKBF(ケービーエフ)が2015-16秋冬コレクションを発表した。今季のテーマは「journey」。フォトグラファー、ジャッキー・ニッカーソンが2002年に発表した写真集“Farm”よりインスピレーションを受け、「どこの 土地でもなく どこの 民族でもない まだ見ぬ地へ 思いを 馳せる」というテーマを設定。アフリカの農場で撮影された彼女の写真から、旅情の様なものを感じたという。
テーマの色としてモスグリーン・ネイビー・ボルドー・マスタードの4色を使用。ドレスの素材にはウインドブレーカーなどに使われる張りのあるナイロンを使いながらも、シルエットにより女性らしさを表現。KBFの得意とするニットは、オリジナルパターンの編み地を組み合わせたり、糸にフェザーヤーンを混ぜるなどして立体感を出した。
昨年のシーズンと同様、異素材のミックスが多く見られる。ウール×ナイロン、シャギー×綿ツイルなど、異素材の掛け合わせによるミスマッチをメインに構成し、ウエストマークやストールをスタイリングのポイントとして入れた。
フィナーレは4シーズン連続となるオールホワイト。身体に寄り添ったマキシ丈のワンピースを身に纏ったモデル達が不規則に並んで歩き、コレクションは幕を閉じた。