Fashion, Shop Review

Baro


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Baro
 
JR目白駅を降り、線路沿いの小路をフランク ロイド ライトの建築物 明日館へ向かって歩く途中、一際目を引く白い建物。カラフルな自転車や椅子たちが出迎えてくれる。古着だけでなく家具や自転車、食器など、アメリカ物を中心とする生活雑貨もあり、古物好きには堪らないショップ。レトロなアメリカ版、黒電話やトランク、はたまた本気ハンティングジャケットまで、ディスプレイ用かと思いきや、大半の商品に値札が付いている。今回はそんなショップBaroでスタッフの小原さんにお話を伺った。
 
 
 

・ お店のコンセプトをお聞かせください
 
バロ?って、真っ先に言われちゃいます。イタリア語でベロ(VELO)自転車(チャリンコ)が語源。チャリに乗って気軽に立ち寄れるような店でありたい…という意味合いが店名の由来。正しくはBaroと書いて、バロ×、ベロ○です。うちは常時、大体これくらいの量がありますね。中には目が回る方もいらっしゃる(笑)。ご自身だけで選ばれる方もいらっしゃいますが、大半のお客様とディスカッションする事が多いのも事実。その方にどの様なものが似合うのかを客観的に見る事で、ご提案をさせて頂きますね。お客様と一緒になって、その方のオンリーワンを探す。ここに古着ならではの楽しみがあるのだと思います。一人でも多くの方とこの喜びを分かち合いたい。そんな気持ちで取り組んでいます。


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・ お店としては古着屋という括りになると思いますが、古着だけではなく家具や生活雑貨などの商品も取り扱っているのは何故ですか?
 
個人差はあると思うのですが、ファションだけを気遣っても、自分の心地よいライフスタイルは整わない。どうせなら、自分の背景にもこだわりたい。我々の生活において衣、食、住は昔から切っても切れない間柄。自分の身の丈に合わせて好きな服を着て、好きな空間で好きなツールと暮らす。自分の生活スタイルは自分でデザインする。そこに楽しみを見出せれば、毎日が楽しくなるはず。

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・セレクト・バイイングをするにあたって何か基準などは設けていますか?
 

基本的に今の流行は意識しますね。その上で過去の物(古着やアンティーク)との関連性を考えます。そこを考える事で自分たちに何が出来るかを追求する事が出来ます。追求する事で次に何が流行るか、何が新しいのか。を予想する事が出来ます。それらを踏まえた上で自分たちの持っている感性を十二分に引き出して、バイイングするだけです。


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・オリジナル商品へのこだわりをお聞かせください
 

私たちのモノづくりの原点には良質な古着があると思います。今までに何千、何万、それ以上の古着を見てきました。それぞれに作られた時代も地域もまちまちです。良い古着にはその時代のカルチャー、例えば音楽やアート、時には政治までもが反映されています。その1点1点がどの様な背景から生まれたのか?なんて、やっているうちに自分たちのやりたいモノが見えてくるんです。常に現場に立つ事はモノづくりにおいてはとても重要な位置づけになります。時には、お客さんの顔が浮かんだりして これやらなきゃ、なんて事もあります。単に古いものや希少価値のあるものを復刻するのではなく、古き良き時代の産物へ敬意を払い、常に新しいものを創造する事を心がけています。


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・今後のお店の展望をお聞かせください
 
お店を始めて、おかげ様で18年になります。初心をいつまでも忘れずに、いつでも皆がチャリに乗って、ふらっと寄ってくれる様な店でありたいですね。でいて挑戦することを恐れずに、常に楽しみながら前を向いてやっていければ最高です。オリジナルブランド“ROYAL KHAKI”で新しい創造を模索しながら、古着、家具、雑貨などを含めたトータルライフスタイルを常に提案し続けていきたいと考えています。


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Text by Aiko/Photo by kanami minko


〒171‐0021

東京都豊島区西池袋 2-1-13

営業時間:12:00~20:00 

TEL:03-5396-1581

Mail:info@loughwear.com
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Blog:http://baro.loughwear.com/

Twitter: http://twitter.com/baro_loughwear


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