Fashion, Collection, Tokyo 2013-14 A/W

araisara 2013-2014 A/W

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2013-2014 A/W 東京コレクション

araisara 2013-2014 A/W
 
「進化創造」
 


  araisaraの2013-14 A/Wコレクションが渋谷ヒカリエにて行われた。 
会場に入ると、どこか東洋の雰囲気漂うお香のかおりがホール全体を心地よく包んでいた。 
東京フィルハーモニー交響楽団を迎え、スメタナ作曲連作交響詩『わが祖国』よりヴルタヴァの生演奏とともにショーが始まった。
 
デザイナーは「五感で感じるショー」というのをコンセプトに演出したという。今季の世界観を、香りをかいで音を聴いて目で見て感じとれる空間が作り上げられていた。


テーマは「進化創造」 
古くから職人より伝わる「伝統技術」と、人類の知恵の発展による「進化」それぞれの魅力を融合し、一枚の布に落とし込むことにより、さらに美しい「物語」がその「服」に宿るという。 
春夏のコレクションをパリで行なったことにより、デザイナー自身より一層、東洋のこうした風景、自然、心のような伝統的な文化を日本の技術で日本から世界に発信して認めてもらいたいと思ったという。


今季はパリコレを経てだが、心境の変化によるデザインへの影響などは特にないという。 
今季は全体的にブラック、グレー、ホワイトを基調としたモノトーンでまとめられていた。テーラードジャケットにショートパンツスタイルやシースルーのマントのような不思議なスタイル、また襟ぐりが胸板までざっくり開いたワンピースなどがみられた。 
服によって青、緑、赤といった刺し色がインナーやベルト、グローブを使い表現されているのが印象的だった。 
中盤では曲の演奏も華やかになり、コスモスをイメージして作られたというなんとも色鮮やかな花やその他の柄を取り入れた黒のドレスやワンピースが観客を魅了した。 
コスモスは強い女性の象徴だとデザイナーは語る。その言葉通り、暗闇の中に咲く色鮮やかなコスモスたちに凛とした女性らしさのようなものを感じた。


ランウェイが終わるとオーケストラの周りを囲むようにモデルたちが並び、演奏のフィニッシュとともにショーも幕を閉じた。







Photographer / mei
Text / Misaki Oshima

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