TROVE

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2011 S/S 東京コレクション気鋭のブランド

TROVE

今回のテーマは「BOTANIST」。

2011 s/sよりTROVEはショー形式でのコレクション発表ではなく2010年8月にリニューアルしたオフィシャルホームページと連動した新たな発表、プロモーションの場を設けこれまでランウェイにて創った男性像をより明確に表現するという新しい手法に着手した。彼らの今後の動向には目が離せない。


■テーマ

植物のささやきに耳を澄まし
木漏れ日と砂の匂いに身を預ける。
色付く花々に、
実を結ぶ木々に、
肺を、血流を融和させながら
静けさの雨を受け
きらきらとした星を吸い込む。

植物そのものというよりは、
精神と植物の融和により、
植物を介して宇宙の心理を探求する様な男性像を描いた。

■レビュー

「リラックスウェアを切り口に風を孕む横広のシルエットや軽く柔らかな素材達を粗野に扱うことで、朽ちていく花びらや木々の様な佇まいを持たせた。」とデザイナーは語る。TROVEらしさである、淡いナチュラルなテイストの色使い、リラックス感のあるウェアは今季も健在だ。デテールに目を向けると、「ドレープやねじり、ギャザーにより直線的なラインを排除し自然界により近いゆらぎのあるシルエットを作った。」語るように、いい意味でTROVEらしさが出ていて、リアルクロースとしてもコーディネートに落とし込みやすく、また装飾的にもなりすぎない洗練されたデテールは秀逸の一言。

テキスタイルに目を向けると、「テクニックと同様にゆらぎと心地よさをキーワードに、肌触りのよいコットンをベースに、シルクやキュプラ、レーヨンといった、落ち感を持たせる糸や膨らみのある異素材を混紡することで100%単独素材では得られない滑らかでナチュラルなシルエットを作った。」とデザイナーが語るように着心地にもそのテーマは一貫して現れている。そして「混紡糸特有の染色のムラ感と、ギャザーやドレープによる陰影により、一色の中に数段階の色味を持たせ、退廃感と自然界の色の深みを表現した。細かなディティールに手作業の行程を増やすことで、自然界の様な色のゆらぎを表現した。」という様にテキスタイルへのこだわりはすばらしい。純粋にここまでデテールにこだわってい制作しているとただ着ているだけでは発見できないなにかが服に眠っていて着るたびに発見があり楽しそうだ。






TROVE

TROVE SHOP
Adress : 1-9-10 JINNAN SHIBUYA-KU TOKYO JAPAN
Tel : 03-3476-0787
WEB:http://www.trove.co.jp/


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