Fashion

Flower Artist Michiko 3/3


 

Flower Artist Michiko 3/3

フラワーアーティスト、Michikoさんにインタビュー。

Flower Artist Michiko 3/3


High fashion, 装苑, COMMERCIAL PHOTO等の多数の雑誌の誌面に携わり、又、JUJUやSuperflyなどの大物アーティストのCDカバーやヘッドピースを制作するフラワーアーティスト、Michikoさんにインタビュー。


■雑誌やCDカバーのお仕事では最初から作品のイメージがある程度完成していると思うのですが、それを踏まえた上で、その中で自分の個性を出す、生かすというのは難しい作業ではないですか?自分のクリエーションに反する仕事もときにはあるかと思うのですが、実際そういった経験はありますか?


-依頼された仕事を嫌だなとか、自分が作りたい作品とは違うなとか、そういったジレンマ的なものは特にないですね。こういう雰囲気でお願いしますとスタイリストさんに言われたらその中でどのようにイメージに近づけるかのチャレンジだと思って楽しんでやっています。ファッション紙の誌面などは服の色だったり全体的な雰囲気だったりといろいろな制約がありますが、どんな花を使えば雰囲気が調和するのかを常に意識しながら仕事をしています。依頼に対して疑問を感じることもなくはないですが、難題であればあるほど逆になんとかしたいという気持ちが強いです。お花って飾るだけじゃなくてすごくファッション性が高いものなので主張しちゃうんですよね。特に色的な問題の差し引きが難しいんですが、毎回イメージの違う作品を試行錯誤で作り上げて行くことが面白いんです。あと実際に一緒に仕事をしている方は一流ですから。その瞬間に奇麗な花をそういった一流の方と仕事をすることによって写真に納めて残すことができる。それが嬉しいんです。


■自主的に企画を立てて制作をするということは?又、将来の方向性があれば教えてください。


-自主的に制作というと作品撮りですね。例えばお花を使ったヘッドピースを作って実際にモデルを起用したりなんかして。アートディレクターさんにも入ってもらいます。いつかたまっていったものをペーパーにしたり、個展を開いてみたり。まだ具体的には考えてないですけどそういう個人的な活動もしていきたいです。あとは有名なフランスのフラワーアーティストさんがいるんですけど、花で服を作ってファッションショーをしているんですよね。それと似たようなことを何人かで集まって出来たらいいなっていうのは最近思っています。デザインに関してはデザイナーさんと話し合って部分的にお花を用いる。そんなコラボレーションって面白いですよね。まあランウェイですね。だけど今のところそういう具体的な話は何もないんです笑


■最後にお伺いしたいのですが、michikoさんにとっての「花」とは表現したいものや伝えていきたいものを発信するための手段としての花なのでしょうか?


-そうですね。「器に飾る花」だけでなく、「花」の使い方の可能性を常に追求してます。例えば、「花」を一輪の花と認識するのではなく、花びらと茎などひとつひとつの素材として考え再構築しデザインしたりしています。様々な分野で「花」の魅力を引き出し表現していきたい。そう思っています。そして花ってこんな使いがあるんだということを知ってほしい。自然の色や形をもっと見てほしいし楽しんでほしいです。生の花があるとその場が和みます。花にはそんな不思議なパワーがありますよね。


Michiko’s WORKS





Flower Artist Michiko

High fashion, 装苑, COMMERCIAL PHOTO等の多数の雑誌の誌面に携わり、又、JUJUやSuperflyなどの大物アーティストのCDカバーやヘッドピースを制作するフラワーアーティスト、Michikoさんにインタビュー。
Web : http://www.michiko-hana.com/


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