Fashion, Student, Others

立教服飾デザイン研究会 1/2


立教服飾デザイン研究会 1/2

これで学生なの!?って面白い人たちを紹介!





立教服飾デザイン研究会 1/2


立教服飾デザイン研究会にインタビュー


■立教大学服飾デザイン研究会さんは定期的にファッションショーを行っているそうですが、ショーを通して何を伝えたいですか?


私達は年に三度のショーを行っています。私達はブランドのように売るための手段の一つとしてショーを行っているのではありません。現在、この団体にはファッションに興味がある人が1・2年だけで50人集まっています。50人で1つのテーマを決め、そのテーマのもとでショーを作り上げます。1つのものを表現するにあたって私達は全体での統一感を最も大事にしています。私達が大事にしている統一感が全体で作り上げる1つのテーマにあたります。デザイナーはその統一感の中で自分がテーマにおいて伝えたいものや、テーマを掘り下げて行くにあたって興味を持った点をデザインに起こします。大きな1つのテーマで1つのものを作っていてもデザイナー各々がそれに対する考えや伝えたいメッセージは少しずつ異なってきます。大人数の作品で作り上げられる1つのショーとなるので、統一感の中にあるデザイナー各々の個性も楽しんでいただきたいです。勿論、テーマや、作品に込めた各々のデザインを伝えたいですが、それよりも見ていただいた全てのお客様に楽しんでいただきたいという気持ちが強いです。私達はショー当日、洋服のデザインの意味をお客様に提示していません。勿論担当のデザイナーに聞いていただければ答えますが、1つの答えを提示するのではなく、その時、お客様がその服を見てどう思い、感じ、考えるか、お客様各々の答えを得てほしいからです。例え洋服に込めたメッセージが伝わらなくても、どこか良いなと思っていただけたらデザイナーは嬉しいですし、単純にショーを見て服が良かった、雰囲気が良かった、音楽が良かった、なんか楽しかった…などと感じていただければ、私達は嬉しいです。ファッションの楽しみ方は人それぞれなので、どのような部分でも私達のショーを見ていただき楽しんでいただけたらと思います。なので、ショーをすることによってお客様それぞれにファッションショーの楽しさが伝えられたらと思っています。


■ファッションショーを提案し、ひとつの世界を提案するという活動目的ですが、観客にはどのような“ひとつの世界”を抱いてほしいですか?


私達の団体の特徴として演出の役職を一括りにせず、内装・音響・映像と特化しているところが挙げられます。勿論、洋服を見ていただきたいですがこちらにも注目していただきたいです。洋服だけでなく、内装・音響・映像も一つのテーマのもとに統一し、その世界観を作っています。極端な話、ファッションショーは洋服と音楽があればできるものだと思いますが、私達のファッションショーにおいては内装であったり映像であったりが欠かすことのできない役割を担っています。“ひとつの世界”という表現は大袈裟かもしれませんが、全役職によってテーマの世界観を作り上げています。勿論、洋服だけでなく内装や音響や映像もショーの度にテーマに合わせて全く違うものを作り上げていますのでそこも楽しんでいただけたらと思います。






■関連記事

Keio Fashion creator 【Neo Classic】Back Stage Report

立教服飾デザイン研究会

WEB:http://www.rikkyo.ne.jp/sgrp/f-d-l/index-1.html


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.