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SPBS編集ワークショップ2011連動企画


SPBS編集ワークショップ2011連動企画

出版に関連するBook(注意)するべき事柄を紹介!


元『relax』編集長と雑誌をつくる教室「SPBS編集ワークショップ2011」連動企画 PART1


「今回SPBS編集ワークショップ2011の魅力・意義」についてSPBSワークショップ担当中西さんに語ってもらった。


SPBS編集ワークショップ2011の魅力は、何といっても「企画」から「流通」まで全てを体験出来るということです。実際の雑誌づくりにかなりちかい作業を通じて、「コンテンツを作ること」や「印刷物を世の中に出す面白さ」を体験していただければと思います。


特に今回は制作した『art for all 特別号』を販売します。趣味で作る雑誌とは違い、販売するとなると、本当に色々なことに気を配らなくてはなりません。「企画」を立てる段階から、買う人の視線になって考える。さらに、自分が書いた記事が印刷物となって全国の書店に並ぶということはどういうことなのかを考える。「だれもが表現者」になった時代だからこそ、コンテンツを世に出すということの面白さと怖さを体験していただければ幸いです。


そして、SPBSワークショップの大きな特徴は、講師と受講生が密にやり取りをしながら制作を進めていくという点です。これは講義スタイルの「編集教室」ではなく、講師と受講生が同じ目線でひとつのものをつくり上げる「ワークショップ」だからこそ出来ることです。制作過程の中で、講師もテーマに沿って受講生の企画を、どのように誌面に落とし込んでいくのかを考えます。その過程の中で、第一線で活躍する編集者・デザイナーの考え方やノウハウに触れることになるでしょう。椅子に座っているだけでは体験することができない、「プロの作業現場」を垣間みることが出来るのではない でしょうか。


これまで2009年、2010年とワークショップを開催してきました。それぞれ、講師もテーマも異なりますが、全てのワークショップのコンセプトは共通しています。それは、「編集」という作業を通じて、多角的なモノの見方、自分の考えの伝え方などを実戦的なコミュニケーションを通じて構築するということです。さらに2011年の編集ワークショップでは「雑誌をつくって販売する」というゴールがあるからこそ、「編集力」が身に付くのだと考えています。


SPBS編集ワークショップ2011は、SPBSのコンセプトでもある、「才能がぶつかり、新たな知性が育まれる場」になるのではないでしょうか。




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今回の「SPBS編集ワークショップ2011」の詳細をお伝えしています!こちら!



元『relax』編集長と雑誌をつくる教室「SPBS編集ワークショップ2011」

講師と受講生が密にやり取りをしながら実際の編集作業を体験する「SPBS編集ワークショップ」。同ワークショップの2011年バージョンは、元『relax』編集長、岡本仁さんを校長兼編集長としてお迎えして開講する。
編集長が岡本さん、副編集長が柴田さんと島本さん、編集スタッフが受講生という“編集部”をSPBS内につくり、実戦的な編集作業をおこないながら1冊の市販雑誌をつくりあげるという試みだ。市販雑誌を実際につくることで、編集の基本的な知識を習得し、同時に、「売る雑誌を世に送り出す喜び」を得ていただくことを目指している。
WEB:http://www.shibuyabooks.net/


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