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平山昌尚個展「ゲーム|GAME」開催

平山昌尚個展「ゲーム|GAME」開催

平山昌尚 個展
「ゲーム|Game」
2016 年 7 月 16 日(土) – 2016 年 8 月 14 日(日)
オープニングレセプション:2016 年 7 月 16 日 ( 土 ) 18:00-20:00

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エイプリルフール (6038)|2016|アクリル絵具、ペン、ボールペン、紙|297 x 420 mm

タリオンギャラリーにて初となる平山昌尚の個展「ゲーム|Game」が7月16日より開催する。

平山昌尚は、明白でよどみのない筆致によって、寓意とセンチメント、記号的なおかしみと仕掛けに満ちたドローイングを継続的に制作し、多数のアートブックを出版、国内外で展覧会を開催している。黒ペンと紙などありふれた道具を用いて描かれるドローイングの多くは、とりとめのない戯れのようでありながら、日常的な光景やお決まりのモチーフから余剰物をそぎ落とし、その実相と骨格をあらわにする定点観測のように見ることができる。
カメラがレンズに写る光景を次々と平面化していくように、平山の視点はどこまでもフラットで脱臼的だが、その確信的かつシンプルな手法とアプローチによってはじめて、記号性と図像性がシャッフルされた作品が生まれる。つまり、平山はお決まりの日常に対して図像としての作品をつけ加えるのではなく、退屈な日常の記号性をイタズラやドッキリめいた作品として、またその逆に自らの作品を日常的な記号として組み換え、再生させている。

平山昌尚による TALION GALLERY では初の個展となる本展「ゲーム」では、トランプ、なぞなぞ、すごろく、迷路など、ゲームとして一般的に親しまれているものや、カラスのゴミ漁り、エイプリルフールに付く嘘など、日常のささいな場面や出来事にゲーム性を見いだし、着想を得た作品によって構成されている。ユーモアと無意味さ、ルールや拡張性をテーマとして、アクリル絵具も用いたすべて新作のドローイングと立体作品を予定。
展示空間全体がゲーム性を帯びた一つの作品ともなっている。

【展覧会概要】
展覧会名 ゲーム
アーティスト 平山昌尚
会期  2016 年 7 月 16 日 ( 土 ) – 8 月 14 日 ( 日 ) 11:00 – 19:00
定休日:月・火・祝日
会場  TALION GALLERY 東京都豊島区目白 2-2-1 B1
企画  上田剛史 (TALION GALLERY ディレクター )
【お問い合せ】
TALION GALLERY 広報担当: 白尾亜弓
Email:info@taliongallery.com
Tel / Fax: 03-5927-9858
171-0031 東京都豊島区目白 2-2-1 B1
URL:www.taliongallery.com/

6040__ゴミ__'16__cm29.7-42

平山昌尚|ゴミ (6040)|2016|アクリル絵具、ペン、ボールペン、紙|297 x 420mm

6045__'16__cm21-29.7

平山昌尚|6045|2016|ペン、紙|210 x 297 mm

6041__ゴミ__'16__cm29.7-42


平山昌尚|ゴミ (6041)|2016|アクリル絵具、ペン、ボールペン、紙|297 x 420 mm


6042__ゴミ__'16__cm29.7-42


平山昌尚|ゴミ (6042)|2016|アクリル絵具、ペン、ボールペン、紙|297 x 420 mm

©Courtesy of TALION GALLERY