hiromichi nakano 2016 s/s collection
10月17日、渋谷ヒカリエにて、hiromichi nakano(ヒロミチ ナカノ)の2016年春夏コレクションが発表された。
「バレリーナ」というテーマを掲げつつも、銘仙と呼ばれる着物の素材を服に織り交ぜ、和と洋を混在させたルックが特徴的。色とりどりの鮮やかな配色や、淡いパステルカラーを重ねることでバレリーナを表現した今季のコレクションは、ヒロミチ ナカノの象徴でもある少女性を見事に再現した。「グローバルな世界になればなるほど、自分たちの文化を見直せないかと考えていた。」と話すデザイナーの中野氏。比較的安価な着物として昭和から大正にかけて人々に親しまれていた銘仙を再利用し、現代服に落とし込むことで、新しいバレリーナの世界観をつくりだした。