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戸板女子短期大学とエスモードジャポンの共同プロジェクト

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2月13日(木)、戸板女子短期大学とエスモードジャポン共同プロジェクトの記者会見
〜学学連帯による世界のファッションシーンで活躍できる人材育成へ〜

2月13日(木)、戸板女子短期大学とエスモードジャポンが共同プロジェクトの記者会見を開いた。112年の歴史と伝統を迎える戸板女子短期大学は、縫製学校として設立され、実学を通して女性の人格形成と自立を目指してきた。エスモードは、16ヶ国23校の世界最大のネットワークを持ち、世界で活躍するクリエイターを育てるファッションのプロ育成校である。
 
このプロジェクトは、短期大学で社会人マナーやコミュニケーション能力といった社会人基礎力とファッションの基本を身に付けた後、インターナショナルファッションスクールでファッションのプロフェッショナルを目指すという新しい進路選択を提案する。両校の強みを最大限に生かすことで、世界のファッションシーンで活躍できる人材の育成が目標である。来年度4月1日(木)よりスタートする。

 
戸板女子短期大学は、ファッションビジネスに直結した5つの履修モデル(アパレルビジネス、アパレルデザイン、ウエディング、ビューティー、エンタテインメント)に分かれ、目指す職業に向けた教育に力を入れている。しかし、近年販売職に進む学生が多く、専門職を目指す学生が少ない傾向にあるという。そこで、戸板女子短期大学は、高い就職実積とオリジナリティのメソッドを持つエスモードとの提携を決め、デザイナーやパタンナーの専門職、MD やプレスの総合職に就ける人材を育成するという。提携内容としては、学費サポートや講師の派遣、講義とセミナーの受講、キャリアマネジメント。短期大学在学時からエスモードの講習を受講することでスキルを補うことが可能なカリキュラム編成である。

 
また、同プロジェクトの一貫として、ドリームプロジェクトと題される活動も実施する。これは、連携のモデルケースとして学生に実施報告等をブログやSNS 用いて行ってもらい、PRパーソンとして活動してもらうことを目的とする。このモデルケースを基に、その後の連携強化と人材育成のフローの構築を目指すという。

 
尚、記者会見には、戸板女子短期大学学長 吉川尚志氏やエスモードインターナショナル代表 仁野覚氏をはじめとする両校の関係者が出席した。



Text / kozo
Photo/ tatsuki