bodysong. 2014S/S
独特のグラフィック表現、幅広い分野のクリエイターとのコラボから目が離せないbodysong.
今期もさとうかよ氏やiqmi、桐山阿弓氏などとのコラボレーションアイテムを多数発表した。
特に今回プログラマーucnv氏と取り組んだグリッチデータを使用したジャガード生地は目を引いた。グリッチとは、デジタルにおけるコードやデータの崩れ、物理的にいじることで生じる不具合のことを表す。このような状態を意図的に行う技法グリッチをジャガードで表現したのは日本初の試みであるという。このメディアアートを服に落とし込む斬新さはbodysong.ならではのものであろう。
また展示会では、Tシャツやキャップでのテキスタイル提供でコラボしていたKOU氏の原画が飾られていた。
bodysong.の型にとらわれない、自由なクリエイションに今後も注目したい。
Text / kayano
Photo/ bodysong.