YOSHIKIMONO 2016 s/s collection
今回のメルセデスベンツファッションウィークの最後を飾ったのはX JAPANのドラマーとピアノを務め、リーダでもあるYOSHIKI(ヨシキ)による着物のショー。
実家が呉服屋ということで、幼い頃から着物への馴染みが深かった彼は今回このファッションウィークでの本格的な着物のコレクションの展開を始める。
着物の持つ「和」と彼のコアでもある「ロック」の融合をデザインのテーマにし、ショー中ではYOSHIKI本人が会場の中央でピアノを演奏しながらの演出となった。
デザイナー本人がショー中に会場に登場するというあまり例を見ないスタイルでの演出である。和太鼓の生演奏による荘厳な音からショーはスタート。YOSHIKIが般若の面をつけて登場し、ピアノの前に座りベートーヴェンの「月光」を演奏。会場の雰囲気が変わり本格的にショーが始まる。ルックは色鮮やかなものが揃い、頭の巨大な簪(かんざし)がロックな印象。また帯にはドクロがあしらわれており、着物の優美な世界観を良い意味で破壊し、彼のテイストを押し出すアイテムとなる。ルックは一貫してブーツを履いており、そこからもどことなく彼の印象を垣間見ることができる。 中には肌けたセクシーなルックが幾度か登場し、そこには意外にも着物の伝統が表現されているのだという。「着物の伝統の中ににもともとセクシー、妖艶という概念があり、その伝統を表現した」と語る。
音楽とファッションの関連性についても言及し、「切っても切れない存在」と語り、音楽シーンがファッションのデザインに入り込む東京での新たなファッションの切り口で幕を閉じた。






























