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Wistiki社コネクテッドデバイス「Found You! コレクション」を発表

Wistiki社コネクテッドデバイス「Found You! コレクション」を発表



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2015年11月12日サンフランシスコ‐パリに拠点を置くIoTスタートアップの Wistiki社は、より直感的で美しいコネクテッドデバイス「Found You! コレクション」を発表した。
フランスを代表するクリエイター、フィリップ・スタルクがデザインを手がけるこのアクセサリーは、専用のアプリを通してスマートフォンから持ち物の位置を特定することで、日々の探し物のストレスから解放されることを目的とした。
11月13日から60日間、米国クラウドファンディングサイト、Indiegogoにて先行予約を受けつけている。(下記URL参照)
先行予約による支援のリターンとして、Indiegogoではこのコレクションを最大で予定販売価格より65%安く手に入れることができる。
「Wistikiは、二年前にフランスのクラウドファンディングサイトMyMajorCompanyを通して多くの方から支援をいただいたおかげでここまで成長できました。Wistikiが十分に機能するためにはコミュニティによる助け合いが必要です。世界中の一人でも多くの人が大切なものを失くす悲しみに終止符を打つためにも、助け合いが欠かせません。このような経緯から、今回私たちは米国クラウドファンディングサイトIndiegogoで、生まれ変わったWistikiの生産資金を募ることにしました。」(リリース文より)

新しいWistikiのコンセプトは « the end of lost ».
個人の忘れ物や落とし物を減らすだけでなく、家族や健康などかけがえのないものを失ってしまった人たちの役に立てるよう、支援額の一部は人道支援などに携わる非営利団体に寄付される。まずは、「Wistiki基金」を設立し、今年度(2015年3月~2016年3月)の純利益の25%を人道支援団体に寄付から始める予定だ。

« the end of lost »を目指してWistikiとスタルクが取り組んだのは、直感的に使えて用途に適した設計でありながらも美しさを追求することだ。人間工学を基礎にしたこのコレクションの4つの製品 – voilà!(ヴォワラ!), hopla!(ホップラ!), ta-da!(ターダ!), ahā!(アッハ!) – は、機能性を高めただけでなく、現代の生活の中に自然に溶け込むようにつくられている。
4つの名前は、いろんな国の言葉で、探し物を見つけた時の安堵の表現である。

Wistikiは100%フランス製。voilà!, hopla! ahā!の3つは、銀色の本体ケースの先端から顔を出した金のアンテナに香水のボトルをイメージした4色の透明なチップを施すことで、ハイテクの詰まったデバイスにまるで宝石のような豪華さを演出した
ta-da! はスタルクの考案により、安全な柔らかい生地で作ったかわいらしい玩具の中に技術をひそませ、乳幼児がいつでも楽しく遊べるように工夫を凝らした。

☆鍵が見つからなくてイライラ? voilà!


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すっきりコンパクトで、鍵など日常的によく探し回るものに付けておくのに最適。

☆お財布は絶対になくしたくない! hopla!


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厚さわずか3 mm のスリムなカード型。お財布やPCにぴったり。

☆赤ちゃんのおもちゃをなくして大騒ぎ! ta-da!


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柔らかい布製玩具の中にWistikiのシステムを取り込んだ。暗いところで光る仕様。

☆ネコのかくれんぼが終わらない?ahā!


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首輪に通してぶら下げられる、ころんとかわいらしいメダル型。

[充実した機能と特徴]
•呼出音と距離感知センサー: おうちの中のどこかにあるはずなのに、どこにあるのかわからない。そんなときにはWistikiを鳴らしてみてほしい。もし音が聞こえないときには、アプリ上に表示されるレーダーが探し物との距離を視覚的に教えてくれる。ソファに埋もれたテレビのリモコンもすぐに見つかる。

•GPS位置情報: 休み時間に外出して忘れ物をしてきてしまったときは、アプリの地図で位置を確認できる。Bluetoothの通信範囲を越えた場所をアプリが記録しているので、どこに置いてきたのか探し回る必要はない。また、電車に忘れてきた、犬がいなくなったというようにWistikiが動いて一か所にとどまらない場合には、世界中のWistikiユーザーが探し物のお手伝いをする。Wistikiのアプリをインストールしたデバイスが、ヘルプ発信中のWistikiのBluetooth圏内を通ると、自動的にその位置情報が匿名で持ち主のもとに送られる。

•逆発信機能: 鍵も財布もあるのにスマートフォンが見当たらない。。。Wistikiからスマートフォンを鳴らせば、忙しい朝のドタバタが少し軽減される。

•電子リード: WistikiとBluetoothとの通信が途切れると、スマートフォンにメッセージが表示される。犬の散歩用リードのように持ち物とスマートフォンの距離が常に一定に保てるため、置忘れや防止に活躍。

•逆電子リード: 反対に、Wistikiが近づくとアラートを鳴らすように設定することもできる。空港のターンテーブルで荷物を待っているときに便利。

•ユーザー複数登録: 一台のスマートフォンに最大10個のWistikiを登録できるだけでなく、ひとつのWistikiを複数のユーザーが管理することもできる。例えば家に忘れ物をしてきてしまったときでも、家族がそのWisitkiを登録してさえおけば、家中を探し回ることなくすぐに見つけられる。

•コミュニティ: Wistikiのついた落とし物や忘れ物を見つけたら、アプリを介して持ち主に匿名で連絡を取ることができる。

•オリジナルの呼び出し音:単調なアラーム音ではなく、探し物が楽しくなるようなをオリジナルの呼び出し音を作成。90dBとこれまでよりも3倍大きな音量で、騒がしい場所でモノを見つけるのも簡単。新しい呼出音は、Indiegogoの映像で聞くことができる。

•電池寿命:最長3 年(従来の3-8倍)/ 通信距離:最長100m(従来の2-6倍)

[フィリップ・スタルク]
フィリップ・スタルクは、様々な分野のデザインを手掛ける総合的な工業デザイナーで、日本では東京都墨田区の「スーパードライホール」が彼の作品として有名。現代的変容への深い洞察、世界を変えることへの意志、環境に与える影響への懸念、アイデアへの愛、知性の有用性ないし有用な知性の追求といった要素は、彼の作品のひとつひとつに特徴的に見出すことができる。 レモン絞り器から家具、巨大ヨット、個人用の風車、電子自転車、ホテル、レストランといった彼の生み出す製品の全てが、驚くほど刺激的で鮮明。とどまるところを知らないこの巨匠は、より公平で倫理的な世界を求め、美しさ以上に「良さ」がある作品を創造し続けている。

■Indiegogo:https://www.indiegogo.com/projects/the-best-tracking-devices-by-starck-wistiki#/
■フィリップ・スタルク:http://www.starck.com/en/
■Wistiki公式サイト:http://www.wistiki.jp/