TENDER PERSON 服飾学生でありながらブランドを立ち上げた2人へのインタビュー

TENDER PERSONデザイナー ヤシゲユウト、ビアンカにインタビュー


今回は、TENDER PARSONのデザイナー、ヤシゲユウトさんとビアンカさんにお話を伺った。現在、文化服装学院に在学中の二人。2014年にブランドをスタートさせ、今年の8月には2ndコレクションの展示会を終えたばかりである。東京から新たなファッションシーンを発信する二人は一体どのような思いで洋服をつくっているのだろうか。

◇TENDER PARSONというブランド名の由来を教えて下さい。
自分の名前から取りました。名前が優人なので。

◇自分の名前をブランド名にしたことに何か理由はあるんですか?
特に理由はないんですけど、優人という名前をそのままの形で使うのは嫌だったので、優しい(Tender)人(Parson)という風に英語に変換してTENDER PARSONとしました。

◇ブランドを立ち上げようと思ったきっかけは?
周りの同い年の子たちが洋服をつくっていなかったんですよ。洋服をつくるといってもTシャツに自分がデザインしたデザインをプリントしたようなものをつくっていた程度で、パターンから洋服をつくるってことをしていた人がいなかったんです。だから、自分は一から(パターンを引くところから)洋服をつくりたいと思って、ブランドを立ち上げました。もともと、自分のブランドを持ちたいと思って文化に入学したので。

◇ブランドを卒業後ではなく、在学中に立ち上げようと思ったのはどうしてですか?
クラスに絵の展示会を開いた友達や、洋服のコンテストを受けた友達がいたんです。そのような子たちに刺激を受けたことがきっかけです。僕は絵が上手なわけではないし、コンテストに向いている作品をつくれるわけでもない、だけど、自分のつくったものをその子たちと同じように周りに発信して、見てもらいたい、評価してもらいたい、という気持ちがあって。それを、どのような形で実現しようかと考えたときに、洋服をつくって展示会を開くということが自分のやりたいことに最も近いと思い、ブランドを立ち上げました。

◇TENDER PARSONの活動と学業との両立で苦労したことはありますか?
色々な段取りや手順をうまく組むことができなかったことで、時間に追われてしまい、ブランドにも学業にも影響したということもありました。でも、今回のシーズンは、前回に比べると段取りやスケジュール管理がスムーズにいき、学業は学業で、ブランドはブランドで、きちんと自分のやるべきことができたように思います。大変なことはたくさんありますが、学業とブランドの活動の両立で苦労した点というのは、特にないような気がします。

◇ビアンカさんは、ブランドの活動をしていく上で大変だと思ったことはありますか?
ブランドの活動に合わせた自分のスケジュールを管理することにとても苦労しました。二人でブランドをやっている以上、どちらかの時間に合わせなければいけないこともあるけど、このブランドの活動は、一人ではできないことだとも思っているので、ブランドの活動をしながらも、(学業も含めた)自分の時間を確保することがとても難しかったですね。私がプライベートや学業で忙しいときに、彼はそうでもなかったり、また、その逆もあったりして。その辺のバランスがうまく取れているときは、いいんですけど。

◇「美しさと繊細さを兼ね備えたシンプリティの追求」というコンセプトを掲げていますが、ヤシゲさんの感がえる美しさや繊細さとはどういうものですか?
美しさや繊細さについてはあまり深く考えたことがないですね(笑)ただ、自分は美しかったり、繊細だったり、無機質だったり、そういうものを自然に選んだり好んだりすることに気づいて、そのような自分の直感をそのままコンセプトにしました。TENDER PARSONはそんなにコンセプシャルなブランドではないので、コンセプト自体にあまり深い意味はありません。

◇TENDER PARSONを今後どのようなブランドにしていきたいですか?
現実的にこういうものにしたいというものは、今はあまりないですけど、二人でデザインして二人でブランドをつくっていきたいです。TENDER PARSONは、デザイン的にも今の時代に逆行している洋服だと思うんですけど、そういうものをあえて求めるような人たちに着てほしい洋服だと思っているし、東京ブランドといえば?という問いにTENDER PARSONの名前が挙がるくらい、東京から発信した日本を代表する東京ブランドにしたいと思っています。

◇ビアンカさんはどうですか?
私は、TENDER PARSONだけじゃなく、TENDER PARSONの商品と自分たちがセレクトした商品を提供できるような場所をつくりたいです。もともと、自分がそこの商品を身につけて店頭に立つことで、付加価値を生むことができるようなお店をやることができたらと思って、文化に入学したんです。TENDER PARSONでもそういうことができたらいいなと思っています。


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