「服を着て気取るのではなく、あくまで自然体で」
「何気なくありふれているものの中でも着心地のよいものを」
昨年11月末に高円寺にオープンした古着屋「深緑」。
看板が個性的で客層も幅広い、このお店のオーナーにお話を伺った。
アメリカ西海岸のライフスタイル、スケートやサーフカルチャーといったものをコンセプトにしているという店内は骨組みから内装までオーナー自身が行った。
earthカラーが好き、日本のロックバンドであるAJICOが歌う「深緑」が好き、学生時代に見てきた黒板を連想させるようなイメージ…お店の名前が「深緑」という理由は様々だ。
昔から古着が好き、「つくる」ことが好きだったというオーナーはかつてスタイリストアシスタントでもあった。
高円寺を選んだ理由は「高円寺の何でもありな感じが好き、人混みでなく自分のペースで見ることが出来ると思う」。
買い付け先で気をつけていることはサイズ感。服はデティール(サイズ感)が命だということをスタイリストアシスタント業務を通して学んだ。かといって力を入れすぎないのが「深緑」スタイル。起きてそのまま出かけて行けるような服を選んでいる。
今後は「高円寺は古着屋が多いから、歩き回って疲れたときに寄ってもらえるように」とお店のロフトを改造してお客さんがくつろげるスペースを設ける予定。
自身についてはスタッフの育成に見切りが付いたら、裏方に回る予定だと言う。
text / mina
photo / kanami
東京都杉並区高円寺南4-24-4 2F
TEL 0359137573
営業時間 13:00~21:00
facebook: fukamidori
Twitter: https://twitter.com/fukamidori__