Fashion, Shop Review

qosmos -コスモス- excavation vintage & antique

 

qosmos -コスモス- excavation vintage & antique 過去のデザインやカルチャーの変遷、昔の人が作り上げたものは興味が尽きないものです。

■qosmosオープンまでの経緯


元々は色々なことに興味を持っていましたが、「服」だけは飽きることなく今も一番興味を持っています。「好き」や「興味」というシンプルで単純なものを追いかけていくと…qosmosというカタチになりました。お店を構えるという事は、こちらから刺激を発信するだけなく、お客様からも刺激を受けます。その刺激を求めていくと、自然とお店になりました。









■原宿ではなく渋谷に出店した意図は?


渋谷という土地は、原宿と並んで文化のカルチャーを発信する大切な場所だと思います。そして渋谷という街の面白い点は、古いビルが沢山あるという事。元々路地裏や古いビルが好きで、一軒家のようなお店も好きであったりもしますが、古いビルが持つ壁や空気とい った空間でお店をしてみたいという願望は強くありました。真新しいビルが立ち並ぶすぐ脇に古いビルがある。渋谷はそれがまかり通ります。それと強いて言うのであれば、ハチ公が可愛いという事ですね。









■商品をセレクトする際のこだわり


鋭角で魅せる美学も好きですが、鈍角で魅せるバランスを意識しています。例えれば刃物が持つ鋭利的な美学ではなく、棍棒のような鈍器でいかに恐怖心を醸し出すかのような感じです。そこから出てくるインスピレーションというのは独特なアジがあり、抜け出せないような心を掴まれてしまうような魅力があります。




■qosmos オリジナルブランドについて


過去・現在・未来、そして様々な土地やカルチャーから生まれてくる様々なインスピレーションが繋がり、ワンシーズンで終わらないアイテムを職人達と一緒に作りだそうとしています。好きだと感じるアイテムは、シーズンや流行に関係なく取り入れてもらえ、そして着こんでいく内に完成していくデザインが狙いです。自分達の子供や孫達が、何十年先にqosmosを見て「着たい」と感じて貰えれば本望なのかなと。









■どのような店作りを目指していくのか?


年齢や性別、そしてジャンルに関なく刺激を受けるようなお店を目指しています。「良いものは良い」「好きなものは好き」一過性に終わらないような、記憶に留めて刺激を受け続けるようなお店です。それを雑居ビ ルの一室で「自分だけのお店を見付けた」と感じ、ゆとりのある空間でくつろぎながら楽しんで頂ければと思ます。




■新品にはない、古着にある魅力/価値とは?


古着には現代まで生き抜いてきた、時代という空気を吸い込んでいます。その空気というものは加工では醸し出せないような、独特なアジになるのでしょう。目に映る視覚や、それ以外の脳内に見える映像にも刺激を受けます。過去のデザインやカルチャーの変遷、昔の人が作り上げたものは興味が尽きないものです。




■qosmosの今後の展望。オリジナルブランドの展開も勢力的に続けるのですか?


古着は海外まで直接買付に行っていますが、その時に仕入する古着や身に着けているqosmosプロダクトのアイテムが「それはどこで買ったのか? 」とよく聞かれます。今は渋谷で始めたばかりの小さなお店ですが、「好き」や「興味」に国境は無いと思いますので、それが気軽に楽しめるような展開になれればと感じます。









qosmos -コスモス- excavation vintage & antique
〒150-0041 東京都渋谷区神南1-10-7 テルス神南 501
Tel & Fax : 03 3780 0706
Mail: mail@qosmos.jp
WEB: http://www.qosmos.jp/


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