RPKO 2015-16 A/W Exhibition
デザイナーの中川美智子氏がマニッシュスタイルにさりげなくストリート感をミックスしたスタイルを提案する「RPKO」。
3シーズン目となった今回は「ダウンスカイ」をテーマにコレクションを展開した。
淡いカラーを用いたニットにはラバープリントで羊がプリントされており、ストリート感をプラスしながらも素材を生かして上品に仕上げた。コートには異素材の切替やジップ使いによるさりげないデザインをきれいなシルエットの中にまとめながら、軽い素材を用いる事で女性に負担のない作りになっており、実用性の高いアイテムである。
MA-1は全てニットで制作。「普段、目についたもので面白いと感じるモノをコレクションに反映させている」と中川氏が語る通り、表面加工によりマンホールの蓋の模様を施した。
他にもデニムジャケットを塩化ビニルで制作したものや、遊びのある素材使いにより個々のアイテムが持つイメージを上手く崩したアイテムが多く見受けられた。
大人びた印象の中にあるにどこか少女のような無邪気さ。それこそが「RPKO」の魅力を生み出している。
RPKO
creative directer:中川美智子
バンタンデザイン研究所卒業
2007年 1%SHUHEIOGAWA入社
2014年 RPKO設立
official website:http://rpko-tokyo.com