bed j.w. ford 2017a/w collection

Amazon Fashion Week Tokyo 2017A/W、最終日ラストを飾るのははbed j.w. ford。渋谷ヒカリエホールAのランウェイ、奥の壁は一面鏡張りが施され、天井低めの位置から照明が照らされた。

招待状には、“Don’t look at yourself through other’s eyes. Look within you and find yourself.” 日本語に訳すと、「他人の目で自分を見ないで。あなたの中のあなた(自分自身)を見て、本当のあなたを見つけ出して。」


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私たちは自由な時代に生きる現代人だが、実際は常に世の中に振り回され、流行りに縛られている。せっかく自由な世の中にに生きているのなら、ものの本質にフォーカスしながら、より自由に、好き勝手に生きても、服を作ってもいいのではないだろうか。服に意識を集中させるために、最近主流のグラフィック効果も一切使わなかったというデザイナーの山岸氏。コレクション全体、隅々まで彼の思いが行き届いていると感じた。

基本的な仕立てに真っ直ぐ向き合った今シーズン。メンズラインとしてデザインの方向性は変えずとも、大胆にスカートの数を増やしたり、静かに激しく現代に問いかける姿勢には刺激を受ける。

「せっかく東京に住んでいるんだから、もっと自由にやってもいいかなと思って」と語る彼の言葉が、私の脳裏を反芻する。大都会東京、憧れの街。それは、あらゆる場所から様々な背景や目的を抱えた人々が集まり、それぞれが自由に堂々と生きる街?あるいは、メディアやインターネットの急速な発展により莫大な量の情報が蔓延し、目まぐるしく移り変わるトレンドが人々を翻弄する街だろうか?世界都市の1つとして、こうして毎シーズンファッションウィークが行われるこの場所で、私たちはどんな自分を、どんな街を目指していくのだろう?bed j.w. fordは、最後にファッション都市・東京に大きな問いを投げかけ、ファッションウィークは幕を閉じたのであった。


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Text/上田早織
Photo/萩谷祐一郎