Fashion, Tokyo 2014-15A/W

chloma 2014-15 A/W collection “Blue Screen of Death”

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chloma 2014-15AW

「Blue Screen of Death」

 

鈴木淳哉氏と佐久間麗子氏によるファッションレーベル「chloma」の2014−15年秋冬コレクション“Blue Screen of Death”が発表された。昨年の秋冬コレクション以来およそ一年ぶりの新作となる。

本コレクションのテーマは、現代社会に潜む脅威に着想を得たもの。PC用OSのWindowsは現代においてもはや必要不可欠なインフラとなっているが、そのOSに深刻なエラーが発生した際に表示される青い画面“Blue Screen of Death”が由来だ。

独特の「萌え感」「二次元感」「フィギュア感」とでも言うべき感覚を、実際の三次元の洋服に落とし込み、それらをモードな感覚と共存させるのが「chloma」のデザインの特色の一つといえる。今回のコレクションにおいても、フラットなシームや切り返しのデザイン、実際に人が袖を通してもなお平面的なシルエット、特にコート類に見られるどこかマットな素材感などが非常に印象的だ。

グラフィック制作は、カオス*ラウンジやCASHIに所属する現代アーティストの梅ラボ氏。様々なアイコンや画像を散りばめてコラージュした「画像迷彩」等のグラフィックは、今回のテーマ通りPCのエラー、PCの世界の終わりのようなことを想起させる。

コレクション発表に伴い、前回のコレクションに引き続き今回も特設サイトが公開されている。画面をスクロールさせていくとモデルががスキャンされて着せ替えられるようにいくようにルックが変わる仕組みだ。

chloma 2014-15 A/W collection “Blue Screen of Death” 特設サイト
http://collection.chloma.com/2014aw/

 

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