Fashion, Shop Review

少年Junk



9160


 

広い年代に愛される、そんなお店でありたい。

5月31日にリニューアルオープンをした少年Junk。内装にもこだわっている新店舗に期待しつつ市川さんにお話をうかがった。
静かな佇まいの中、随所に遊びをきかせたスタイルを発信し、人気を集めている。

■リニューアルした理由を教えてください。
 
いつかやろうとはしていました。もっと幅広くいろんなことをやりたかった。その店舗のよいところ、色んなジャンルの良い所をひとつの店舗に集約させたものをいつかやりたくて、ここ原宿にリニューアルオープンというかたちに至りました。

■以前とお店のコンセプトは変わっているのですか。
 
そうですね。変わっています。今回は広く深くいろんなものを出したいと考えています。そこが今までと一番違うところですね。色んな人に来てほしいというのがまず第一にあります。極端に言ったら10代から50代までの幅広い年代に親しまれたらいいなという感覚でやっています。


■少年Junkの名前の由来を教えてください。
 

オープンしたのは、7~8年前ですが、その時の商品が、ペンキが飛んでいたり、破れていたり味のあるものをメインにスタートしたお店でした。そこからコンセプトでもある、ジャンクというのをどこかにいれたかった。そこから造語をつくっていき、少年ジャンプにひっかけて少年ジャンクに至りました。



■現在の買い付け場所はどこですか?

 
メインはアメリカで7~8割、ヨーロッパは残りの2割程度。以前は味のあるものをメインとして買い付けていました。現在はこの店舗にだけで7ジャンルくらいやっています。それぞれの年代でデザインも違うし、広く扱っています。自分は着ないだろうと思っていても、着る人の気持ちになり広い視野で商品を買い取っています。主観だけでなく常に客観的に。


■古着についてのお考えを教えてください。
 
かけがえのない存在ではあるのですが、古着って色んな古着があって、100年前のものや2000年代のものまであります。それらすべてが古着で、なんでこういうのを作ったのだろう。とか古いものは古いもので歴史を踏まえてメジャーなものにしていきたいと考えています。古着は好きな人だけきるのではなくて誰にでも来てほしいという気持ちがあります。




9148
70年代を中心としたOLD。



9152
モードなもの主に80年代~2000年。


9143
90年代ストリート、ナイキやステゥーシィー、ラルフローレンetc…


9146
80年代。


9172
Vintageラック





内装やオブジェにもこだわりがみえる店舗である。この空間を楽しみながら買い物が出来るのも素敵なところだろう。
人とは違った自分だけの古着をみつけにぜひ足を運んでみてはどうだろうか。


9168

9175


Word by okida soua/photo by kanami


内装デザイン 岡野学氏 http://okanomanabu-201.com/

オブジェ 井口雄介氏 http://yusukeiguchi.art-studio.cc/

壁面画  小林千絵子氏

9177

住所 東京都渋谷区神宮前3-26-3-B1F
電話番号 03 3403 5864
営業時間 12:00~20:00
定休日 不定

HP:http://shounenjunk.tumblr.com/


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.